大学生

大学時代のテーマは、

振り返って考えてみると「コンプレックスとどう向き合うか」だったように思う。

 

大学に入学したての頃、一番のコンプレックスは、頭が悪い、知識がないということだった。それは自分が受験をせずに最終学歴地に到達してしまったことが原因で、周りの学生との学力の差や、一人の人間として自立している様子からくるものだ。

勉強するということ、それを継続することはとても知性や自立性が必要となることだと思う。孤独であるから。

 

正直に言うとこの問題は解消されずにここまで来てしまった。僕は今でも自分のことを幼いと思っている。前頭前野が発達していない。恋愛もほとんどしなかった。できなかったのか、しなかったのかはよくわからないけれど、これも自分の幼さの要因のように感じる。

 

他にも新しい環境にチャレンジすることが苦手だ。例えば大学に入り、新しくスポーツを始めて、経験者のなかで練習していく、といったことができない。恥のようなものを捨てられないのだ。

 

はじめはバンドサークルに入ろうかな、と思っていたけれど結局どのサークルもノリが合わず入らなかった。今思うと一番の理由はノリの違いではなく、新しい人や環境の中に入ることができなかったことではないかと思う。

 

そんな中でも成長することはできたと思うし、人見知りも減ったと思う。自分が選んだ仕事は自分が対人関係において一番苦手な部分がとても大切になってくるものだ。

 

今はただ頑張るしかない、と思っている。